「いい人」をやめる脳の習慣 茂木 健一郎 (著)を読んでいます、うめだ(@umedayukari)です。
先日不安のしずめ方40のヒントのレビューを書きましたが、そのおかげかAmazonのおすすめにこの本が出てきました。
多分内容はよく似たものじゃないかなーと思いつつもKindle unlimitedになっていたので無料で読むことができるし
せっかくだし読んでみよう!と思いDLました。
心が折れたてなので、今の自分から脱したい気持ちが強いのかも。
「いい人」を演じてしまう人の3つの特徴
「いい人」を演じてしまう人には以下の特徴があるそうです。
- 自分に自信がない
- 自分の意思が弱い
- 他人の評価がきになる
自分に自信がない
「不安のしずめ方」でも書かれてあったのと同じように
自分に自信がないので、相手にされないのではないかという不安から「いい人」を演じてしまう
自分の意思が弱い
相手の意見に流されやすく、自分の 意見を他人に合わせてしまう
他人の評価が気になる
「相手の期待に応えられる自分」であることが一番になってしまっている
どれもこれも自分を偽っているのでストレスが溜まってしまうというわけですね。
この本では「いい人」を演じなくてもあなたの価値は変わらないと書かれています。
価値が変わらないのであれば、嫌な思いをして「いい人」を演じる必要なんてない。
「いい人」を辞める練習
この本には「いい人」を辞めるにはまずこうすればいいと書かれています。
いきなりすごい結果を得られるわけはないですが、小さな一歩としてあなたがすぐできるのは、普段から「自分の意見を表明する習慣」をつけることです。
日々小さな表明を積み重ねていくことで、脳は意見表明することへの耐性をつけていき、あなたは「いい人」の思考から「自分の意見を持っている人」の思考へと変わり始めます。そうするうちに、言いたいこと、やりたいことがあるときに、ためらわず自分を通せるようになるのです。 普段からさまざまな物事に対して「自分は何が好きか」「自分ならどう思うか」ということを意識して考えるようにしてみてください。
そうですね、いきなり自分の意見を主張して敵対するなどは難しいかもしれないけど
自分はこう思っていると表明するくらいならできるかもしれません。
それで嫌われてしまうこともあるかもしれませんがそれは練習の結果
次のステップへ進めたことになるんだと思います。
というか、それを怖がっていてはいつまで経っても「いい人」にしかなれないんですよね。
わたしは幸せな人生を送りたいと思っていますので、がんばって「いい人」から抜け出したいです。
「自分の気持ちは優先させていい」「自分が考えるほどに周囲は自分に期待していない」というマインドを持つことで、いまの自分の状況を平常心で受け止められるようなっていくのです。
作者も元々は周囲の期待に応えようとしてしまう「いい人」だった時期があるようですが、
上記のように考え方を変えてからは良い方向へ進めるようになったそうです。
もう、他人のためにがんばらなくてもいい!
チャプター2では具体的な「いい人」の辞め方が書かれてあります。
「自分をさらけ出す」
これが、自分の個性を発揮するということです。 自分の好き嫌いをきちんと表明する。 嫌なことは嫌なんだと、はっきり伝える。 自分が辛いことを、本当に辛いんだと告白する。
うーん、いきなり難易度高いですね。
わたしは自分が辛いことを本当に辛いんだと告白するのを現在やっています。
現在職場のシフトを組むのをやっていますが、これが本当に辛いので辞めたいと言っているところです。
上司には今度のミーティングで伝える予定。
この本ではそうすればその内自分が尊重されるようになってくる…らしいのですが、本当でしょうか?
わたしは無事シフト係から外れる事ができるのでしょうか?
それはミーティング後のお楽しみということで…
個人的には主張するのが苦手なので不安ばかりでまったく楽しみではありませんがw
いい方向へ進んでくれると嬉しいなぁ
期待に応えようとしない、期待以上の結果を出す
期待には応えようとせず、越えていくものだそうです。
すみません、わたしまだ自分に自信がないものですから
これはよくわかりませんでした。
期待に応えるより、それ以上の結果を出してやろうとチャレンジする思考でやれば
他人本位ではなく自分本位で行動できるから、ということらしいんですが
期待に応えたくない場合はそれ以上の結果を出してしまうとまた期待されてしまうのでは…
たぶんそういう”やりたくないけど期待されている”というのはやらなくてもよいという前提で言ってるのかな?
よくわからないです。
例えばわたしのシフト係の件でいえば、わたしはシフトを組むこと自体が苦痛なのに
期待に応えてそれ以上の素晴らしいシフトシステムを編み出してしまうと
ますます任されてしまうのではないでしょうか?
こういうのは除く、んですよね…?
批判されるのはいいこと?
他人から批判をされるということは、あなたが何かをやっている証拠でもあり、前に向かって歩こうとしている証明でもあるのです。
シフトの改善や、勤務環境の改善を提案すると批判(不満?)が出ることがあります。
これはわたしが自分の意思を貫いているということになるのでしょうか?
みんながもっと楽しく働けたら、希望通りに働けたら…という思いから行動していましたが
結局は他の人の意見に振り回されて疲れてしまいました。
これをやり抜いたらもしかしてわたしは何か変われたのでしょうか?
やり抜く前に心が折れてしまいましたが…そもそも心が折れるようなストレスフルな状況は
やはりよろしくないと思いました。
「いい人」に染まりきっている人というのはこの辺りの判断ができないのだと思います。
わたしも先ほどから「これは当てはまるの?どうなの?」とわからなくなっています。
結局こうやって他人の意見に左右されているうちは「いい人」の皮を脱ぐことはできないような気がします。
「いい人」から脱出できていない人には難しいかもしれない後半内容
後半になるにつれ、「え?それがやりたくない場合はどうすれば?」という疑問が出てきて
読んでいても「?」が頭に浮かぶようになってしまいました。
わたしにはまだ早い内容だったのでしょうか?
いい人をやめるには人間関係を広く持つ
ユーモアを磨く
など…
会社やご近所付き合いで合わない人ともコミュニケーションを持ちましょうと。
「いい人」が実行すると「いい人」の役を演じてしまうのでは?
合わない人と付き合うというのがどういう風に付き合えばいいのかがわからないので
「いい人」戦法しかしらない「いい人」は結局合わない人の「都合のいい人」になってしまいそうです。
これは少し成長してからの話になるのでしょうか?
わたしにはどうすればいいのかよくわかりませんでした。
SNSでのいい人をやめる?
いいねが欲しくて行動してしまう人と、いい人は共通するそうですが
わたしはSNS上ではいいね欲しさにやりたくない事はやっていないので
ここは少し違うかなぁと感じました。
でもいいね欲しさに犯罪行為まで起こしてしまう人が世の中にはいますから
そういう中毒にも似た人は読んでみるといいかもしれません。
「いい人」にならなくても空気を壊さない方法
いい人にならなくても空気を壊さない方法があるらしいです。
それはWin−Winの関係であるかを確認すること。
自分が空気を読んで行動する→相手も空気を読んで行動するというサイクルが回っているかが大切だそうです。
わたしの例だと、自分が空気を読んで動く→(相手の求めているものと違う?→)相手は自分の希望を言ってくる
全くサイクルが回っていません。
ということは、Win−Winの関係でないのであれば、それは間違っているということでしょうか?
でも気付いた時には遅くないですか?
みんなもわたしの為に動いてくれると思ってやってみたら動いてくれなかった…ってなって初めて「これ失敗だ」ってなりません?
どうやったら行動する前にWin−Winになるのがわかるようになるんでしょうか?
例えばこういう場合はわかりますよ?
わたしが欲しい物をAさんが持っている、Aさんが欲しいものをわたしが持っている
お互いに交換してWin−Winだ!
そういう場合だけ行動すればいいのでしょうか?
他人の顔色を伺う癖が抜けてないわたしにはまだ判断ができません。
マインドフルネスで人間関係を受け入れるとかわたしにはまだレベル高すぎて無理なんですが
そういう内容も書かれています。
人間関係を継続させるには相手の顔を立てること
この本は一気に読む本ではないのかもしれません。
いい人を演じてしまう癖のある人は相手の顔を立てるけど自分のやりたくない事はやらないなんて
高等技術は持ち合わせていないのではないでしょうか。
後半はそのほかにも色々人間関係は大切だということが書かれていますが
わたしは今その人間関係に疲弊しているので、これ以上それを大切にしないといけないのであれば
今はしんどいです。
人間関係に正解はない
この本の最後に人間関係に正解はないから、いい人であろうと思わず何度も失敗して学びましょう
みたいなことが書かれています。
わたしも今は人間関係に疲弊している状態を学んでいるということかなと捉えることもできますね。
今ちょうど破壊されているところなので、これで何か学べたらいいなと思いますが
たぶんそんな受け身じゃまた同じことを繰り返す気がします。
たぶん、何か学べることはないだろうか?
今回の原因はなんだろうか?と考えていかなければいけないのだと思います。
まとまりませんでしたが、いい人を演じるのをやめるのは難しいなぁ〜という感想になってしまいました。