ツイ友さんにオススメしていただいた「自分の気持ちをきちんと伝える技術」という本を読んでいます。うめだ(@umedayukari)です。
アサーションって?
この本の最初に出てくる言葉が「アサーション」です。
アサーションとはお互いを大切にしながら、それでも率直に、素直にコミュニケーションをすること。
ぐえ〜〜難しそう!あなたのアサーション度をチェックできるリストがあったのでやってみたら…結果はボロボロ。「はい」が20項目中4つしかないw
時と場合によるような項目もあったけど、それでもクリア点が10点なので、全然足りてません。
人間関係の持ち方には3種類ある
「第一は、自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方、第二は、自分よりも他者を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方、第三は、第一と第二のやり方の黄金率ともいうべきもので、自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方」 自分の気持ちをきちんと伝える技術より
他者優先の非主張的な自己表現はわたしはよくします。(表現してない)
自分の気持ちを言えなかったり表現できなかったりしそこなったりする…本当によくあります。
こういう表現の人は自分に自信がなく、不安が強いそうです。その通りだと思います。
「自分はやっぱりダメだ」とか「どうせ言ってもわかってもらえない」とかあきらめているそうですが
それともうひとつ「言ったら悪く取られるかもしれない」もあると思います。
わたしは注意するのが苦手で、注意すべきような場面を目撃しても言えません。
そして、自分の意見を言わず相手を優先した結果、相手から感謝されなかったり
こちらの気持ちを(言ってもいないのに)わかってもらえない…などと相手に対してもマイナスイメージを抱いてしまうのもよくわかります。
そして不満が積み重なり、人間関係が億劫になってくる。
わかる!わかりすぎます。
本を読んでいる中で、攻撃的な表現をする人も後で後味が悪い思いをしているんだ…と意外な面を知ることができました。
攻撃的な人は「言い負かしてやった!」とか「自分の要望を通した!」と満足しているものだと思ってました。
アサーションは、お互いを思いやりつつ、譲ったり譲られたりしながら納得のいく結論を出す…
自分の意見を正直に、率直に…
しかしこれをするにはまず自分の恐怖心(不安)をなくすところから始めなくてはいけない気がします。
わたしは「相手に反対されるのでは」「相手が怒るのでは」と怖くて自分の思いが言えないでいるので。
自分を好きになる
不安や恐怖があるから言えない…という場合はどうすればよいのでしょうか?
非主張的な人も攻撃的な人も心の底には不安定な気持ちがあるそうです。
まず、そこから抜け出すための手だてが必要です。あるいは、まず自分を好きになるための援助が必要です。
平木 典子. 図解 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術 人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.364-365). Kindle 版.より
そこから抜け出すには「自分を好きになる」ことだそうです。
やっぱり行き着くところはここなんですかね。
自分を好きになる、自分を大切にする、これは人間関係を扱う本ではよく見るフレーズです。
自分の気持ちを明確に把握する
赤ちゃんのころはすぐに表現できていた自分の気持ちも、親に受け入れられなかったりするうちにだんだん表現しなくなってくる。
大人になるにつれて、そういう自分の気持ちを押し込めたり消し去ったりしてるうちに自分の気持ちがわからなくなってくる。
とてもよくわかります、わたしは自分の気持ちがわからない時があるので。
自分の表情やしぐさ、着るものに気をつける
目を見て話すのは苦手です。
でも時々目を合わせたり、相手の口元を見て話すなどすることはアサーションになるようです。
また相手との距離や服装も気を使うとよいそうな。
思いやりで肩に手をかけるというのは…わたしはすごく苦手です。
わたしが人に触れる、触れられるというのは
子供の頃アトピーが酷くて触った子から「うつったー!汚い〜!きもい!」といじめられていたのを思い出してしまい苦手です。
本当に仲の良い友達でもないです。(お互い触られて不快にはならないとは思いますが)
自分の過去のトラウマをなんとかしなくてもアサーションは可能なのでしょうか?
声の大きさ話す速度、変な前置きをしない
声が小さいと自信がないように取られるというのはよく聞きますね!
話すスピードや声の大きさもアサーションには重要なようです。
あと「べつに気にしなくてもいいんですが〜」とか「たいしたことではないんですが〜」とか
変な前置きをつけると「わたしの話は聞かなくてもいいですよ」と言ってるのと同じことになってしまうそうです。
たしかに〜
でも自分の意見に自信がないとついつい言っちゃいますよねw
自分の感情を上手に表現する
自分の感情は自分のものだから、自分の責任で表現してもしなくてもよくて
自分の感情をどう伝えるか、相手を不快な気持ちにさせずに伝えるか、そして相手の感情も上手に受け取れるかが大切だそうです。
怒りは小さいうちに表現する
怒りというのは、最初は小さい怒りにはじまり、がまんしているうちに大きな怒りになってくるそうです。
例えばわたしは去年、お隣の家の人が朝5時と夜中0時くらいに2時間ほど大ボリュームで音楽をかけていてとても迷惑に感じていました。
最初は「えらい大きい音で聞くなぁw」とびっくりしました。
それが毎日、しかも早朝深夜となるとだんだんイライラしてきました。
でもどうすれば…と悩んでいるうちにだんだん怒りに変わってきました。
もしこのままがまんを続けていたら…引っ越すか、仕返しをするか…みたいな行動に出たかもしれません。
しかしその時たまたま読んだ「凪のお暇」という本に、えいっと行動してみる、ということが書かれていて
わたしも勇気を振り絞ってお隣に「音楽の音量を少しさげてください」とお願いしに行きました。
それから音楽はピタリと止まり、今まで通り静かで快適な生活が戻ってきたんです。
怒りを我慢し続けるのはやめたほうがいいなと思った一件でした。
怒りは小さいうちに表現すると、相手にお願いできたり、自分の気持ちをきちんと伝えられたりするのかもしれません。
大きく爆発寸前までがまんしてしまうと、相手を責めてしまい関係も険悪になっていたかもしれませんね。
怒りの気持ちというのは正直に表現すると開放されるようです。
また、相手が怒っている時も相手の気持ちを受け止めつつ、
「怖い」「動揺している」「ちょっと待ってください」など、自分の気持ちを表現することも必要だそうです。
わたしはそういう事を言うのは失礼だと思っていたので、次そういう事があれば言ってみたいと思います。
自分の気持ちをきちんと伝える技術を読んで
うまくまとめられませんでしたが、自分の気持ちをきちんと伝える技術を読んでとにかく自分の気持ちを正直に相手が不快に感じない言い方で伝えるのが大切であると思いました。
あと、怒りは小さいイライラくらいのうちに相手に伝える…
相手の怒りは受け止めつつ、それに対して自分がどう感じているかを伝える…
どれもこれも難しいことではありますが少しずつ練習していけば必ず習得できるそうなので
少しずつがんばってみようと思いました。