趣味で乗馬をやってます。うめだ(@umedayukari)です。
さて今回は乗馬女子の最大の悩み!?股の痛みについて書きたいと思います!
正反動をすると股が痛い
幸いわたしは正反動でも駈歩でも痛みを感じることはないのですが、乗馬中の股へのダメージは相当なものです。
以前も生理中の乗馬について記事を書きましたが、ナプキンが破けるほどの衝撃です。
そんな痛みから乗馬がイヤになってしまわないように、痛くならない乗り方を考えてみましょう。
乗馬で股が痛くなる原因
まずなぜ乗馬で痛くなるのか?を考えてみます。そうしたらこの2つが原因の場合が多いことに気づきました。
- 正しい姿勢が取れておらず、股間が鞍に当ってしまう
- 擦れて股間~お尻の皮がむけてしまう
この2つから股が痛くなる原因は鞍と腰の接地面にあります。
姿勢が原因→坐骨で座ろう!
女性は”姿勢を正しく”と聞くと胸を前にお尻をくいっと後ろに突き出すみたいになりがちですが、そうすると丁度デリケートな部分が鞍に当ってしまうんですねー。
女性の騎乗スタイルが前のめりになりがちな人が多いと言われるのもこの”スタイルから見た正しい姿勢”の結果かもしれません。
鞍に置くのは坐骨…というのはよく聞くと思いますが、坐骨ってどこやねん!?ってわたしは思っててw
最近ようやくわかったんですよ。
小さな子どもを膝に乗せた事があるとわかると思うんですが、子どものおしりってめちゃ尖ってて痛くないですか!?笑
あの尖ってて痛いのが坐骨なんです!
というわけで、オマタが痛い時は坐骨で鞍に座る感じにしてみてください。
おしりだけ猫背風で、おしりより上はまっすぐに伸ばす感じです。
どうやったら坐骨で座れるのか?
イスに座って自分のお尻の尖ってる部分を意識して、そこをイスに着けてみてください。
わかりづらいなら、イスと自分のお尻の間に手のひらを入れてみてください。お尻の(骨の)尖った部分があるのがわかりやすいです。
そしてその尖った骨をイスや鞍に当たるように座ると…
あれ?なんか猫背っぽくなりませんか?
その猫背っぽい坐骨の位置はそのままに、上半身だけ姿勢を整えてみてください。
これでまっすぐ乗れているはずです!
坐骨での推進もしやすくなるし、坐骨の位置を意識するのは正しい姿勢を保つ時の目印にするとわかりやすくてオススメです♪
この座り方の表現はしっくりくる説明を見つけられたら「なるほど!」ってなるんですが、なかなか難しいです。
わたしの説明だとちょっとわかりにくいな~という方はこちらのブログの説明を参考にしてみてください。とてもわかりやすいです。
ポイントは、二足歩行時の良い姿勢と、馬上での良い姿勢は、全く異なる体勢である!ということです。
二足歩行時に姿勢を良くする時、特に女性は、必ず背中が反り、お尻が多少突き出ます。これはハイヒールの影響もありますが、女性らしい曲線を美しく見せたいという気持ちから自ずとこの背中反り出っ尻姿勢になるのです。
指導員に『姿勢良く~♪』なんて言われてこの姿勢になってはいけません。股ずれが起こる大きな原因にもなりますし、翌日身体中がバキバキになります。これは筋肉痛ではなく、全身打撲です!
ではどう乗るか。
腰下あい~ん♪です! 志村けんさんのバカ殿が、アゴをあい~ん♪と突き出す要領で、腰から下をあい~ん♪と前方に突き出すのです!
はい!あい~ん♪
摩擦の痛みを軽減したい→保護パットを使おう!
坐骨はちゃんと鞍に当たってる!でも擦れて痛い!!という場合は保護パットで痛みが軽減されます。
鞍とお尻の間に分厚い布を挟んだり、柔らかい鞍にしたりと衝撃をやわらげるのが改善策です。
乗馬クラブクレインではこちらをオススメしているようで、トイレにポスターが貼られています笑
鞍を買い換えるよりは安いけど…、まずは下着にクッション性の高いものを重ね履きしてみるのもいいですね!
みんなが快適に乗馬ライフが送れますように!!