自己肯定感の高い人と自己中な人の違い

自己肯定感と自己中の違い

ここ数年、自己肯定感を高めようと色々調べていた間には全く出てこなかったのが

最近になって「自己肯定感の高い人と自己中な人との違い」というテーマの動画やサイトを頻繁に見かけるようになりました。

動画の中で「自分の思うように生きたら自己中になってしまいませんか?」というような質問がされていたり

自己肯定感を高めよう!という説明の時に説明している人があらかじめ「自己中になれというのとは違います」ってフォロー入れてたり…

今まで全くそういう考えがなかったので、なるほどな〜と思いました。

というわけで区別がつかない人に向けて、自己肯定感が高い人と自己中な人の違いを説明したいと思います。

これはあくまでわたしの中での解釈ですので、しっくり来ない場合は無理に当てはめなくて大丈夫です。

自己肯定感が高い人

まず自己肯定感が高い人。

自信に満ち溢れ、行動力があり、羨ましくなりますよね。わたしもあんな風になりたい!なんて憧れます。

自己責任

自己肯定感が高い人は自分の行動に責任を持っています。

何をするにも「自分が決める」ので、失敗しても「自分の責任」と考え、では次はどうすればいいのか?と考えます。

もちろん自分の責任なので謝ることもできます。

自分軸

自己責任の内容と少しかぶりますが「自分で決める」というのは、自分がやりたいか?やりたくないか?で決めているということです。

Aさんが言ったからやろう、とはなりません。Aさんが言ったけどわたしはやりたくないからやらない、となります。

Aさんが言ったこと、本当はやりたくないけど、やったほうが今後の関係がスムーズそうだからやろう、という場合もあるかもしれません。

とにかく「他人の意見」より「自分の考え」が優先です。

そして他人の意見は必要以上に気にしません。

自己肯定感が高い人が嫌われ者にならない理由

自己肯定感が高い人は自分の行動に責任を持っているので、人から信頼されます。

やらかしてもきちんと謝ることができる、自分が行動した前後の人間関係を考えて行動することができる。

これが自己肯定感が高い人だと思います。

そして、譲れない事は嫌われる覚悟で貫き通す。

そういう人だと思います。

自己中な人

さて「譲れない事は貫き通す」のは自己中の人も同じに思えます。

ただ違うところは自己中な人には「嫌われる覚悟」は無いと思います。

だから相手が拒否反応を示すと、怒ったり、自分は正しい!と主張したりしてどんどん嫌われて行くんだと思います。

責任転嫁

自己中な人は自己肯定感が高い人と違って自己責任では動いていません。

自分のやりたいようにはやるけど、その結果には責任を持ちません。

成功すれば自分の成果、失敗すれば他人のせいにします。

ここが大きく違う所ですね。

もちろん失敗は自分のせいじゃないので謝りませんしむしろ謝罪を求められるケースも…(;´∀`)

自分の意見を他人に押し付ける(他人軸)

自己中な人は自分の考えが正しい!と思っています。

そして周りの人にも同意してもらえないと自信が持てません。

一見自分軸に見えますが、他人がどう思うかで「自分の中での自分に対する評価」が変わってくるので他人軸で生きていると思います。

自己肯定感は実は低いんですね。

なので他の人と意見が食い違うと自分の意見に同意するまで押し付けてきます。

本人は良かれと思ってやっているから始末が悪い。

ダイエットする気のない人に「ダイエットしたほうがいいよー!」とか

チャレンジしようとしている人に「止めといた方がいいよー!」とか

自分には関係ない事なのにあなたのためを思ってアドバイスしてきます。

でも実はこれすべて自分の意見を押し付けているだけであって、あなたのためではないんですねー。

本人に自覚がないのが悲しいところですが…。

自己中の人が嫌われる理由

自己中の人も自己肯定感が高い人も「自分のやりたい事をしている」のになぜこうも違うのか?

わかってきました。

自己肯定感が高い人は自分軸、自己中な人は他人軸で生きているからなんですね。

自己肯定感が高い人は自分の考えを押し付けたりしません。他人は他人の生き方があると理解しているからです。

自己中な人は自分の考えが正しい!とまさに自己中心的な考え方なので人を批判したり否定したりするんですね。

そりゃ嫌われますよね。

 

自己肯定感が高い人と自己中な人との違い、わかりましたでしょうか?

わたしも自己肯定感を高めて自分軸で生きて行けるように試行錯誤中です。

ついつい自己中心的な考えになってしまった時には、この違いを思い出して他人を気にしないようにしています。

 

自己肯定感と自己中の違い