8月31日朝7時ごろにコナが息を引き取りました。カイヌシのうめだ(@umedayukari)です。
もっと早く病院に連れて行っていれば…と後悔する部分もありますが、自分を過度に責めるのはやめて
今回は過去の症状を振り返り、まだ助かるインコちゃん達の死を防止できたらなと思い記事にしました。
オカメインコの痛風
超ざっくり説明すると腎不全により尿酸が排出されず尿酸が結晶化し、それにより痛みが出る病気です。
尿酸の結晶は針のように鋭く、それで風が当たっても痛いくらいの痛みを感じるそう。
あと、痛すぎてだんだん動かせなくなったり、可動域が固まってきたりするみたいです。
痛風の前兆 多尿、多飲
コナはかなり前から多尿、水便でよく水を飲んでいました。
それはずっと気になっており、病院へ行くたびにその事を告げて検査をしてもらっていました。
しかし毎回「健康です、問題ありません」の返事。
今思えば田舎でちゃんと鳥のことを把握している病院がなかったのが原因かもしれません。
今回行った病院の先生に教えてもらってわかったのですが、糞の白い部分が尿酸ということでした。
病院へ連れて行った時のコナの糞には全く白い部分がなかったのです。
痛風の前兆 痛みが出る
コナは亡くなる3日前に急に右足をかばい出しました。
https://twitter.com/umedayukari/status/1696501912349352167?s=20
次の日になってもまだかばっているので、念のため病院へ…と、以前から気になっていた鳥の診察に定評のある病院を予約しました。
そこからはハイスピードで悪化が進み、病院から帰ってきた夜には嘔吐、
夜中はずっと頻繁に水を飲み、嘔吐を繰り返し、そのうち止まり木にも止まれなくなり
見張り台→水入れ→餌入れパーチ→床
と、朝になるころには床にいました。
心配で眠れずずっと見ていました。声掛けをしていました。
触るのはしんどいだろうと思って、見ているだけにしました。
コナの最後
これ以降は病気の話ではなく、思い出話になるので
興味の無い方はスルーでOKです。
今年で10歳を迎えたコナ。まだまだ生きると思っていましたが、残念な結果になってしまいました。
朝のコナはもう伏せっており、最後の方は横に傾き、息はあるものの体は冷たくなってきていました。
もう長くないと思ったので、少しだけ抱っこして温めながら、カキカキとなでなでをしてお礼を沢山言いました。
そしてケージに戻して安静に…と言ってももうあとわずかな時間だろうと思いながらそっとしておきました。
声掛けはしていました。
そして最後に両翼をバサーっと広げて伸びをして、スッと翼を閉じた瞬間、動かなくなりました。
苦しみの時間は長くなく、それだけは良かったと思います。
病院への移動もコナには大変だったと思うけど、いつでもわたしの側にすぐ飛んできてたコナにとっては
カイヌシがずっと近くにいた事は嬉しかったことだと思っています。
そこだけは後悔はありません。
ただまあ…知識不足なのと今までの検査結果を信じてしまっていたのは馬鹿だったと悔しさはあります。
賢いオカメインコでした
コナがいなくなってからわかったことがあります。
いつも「ごはん食べよっか!」と言うと2羽が元気に「ポイヨ!」と返事をしていたのです。
会話の途中の「ごはん」という単語にも反応するので笑ってしまう時もありましたw
電話が鳴ると同じく返事。
カイヌシが帰ってくるとピヨピヨ鳴いておかえり!と。
でもこれ全部、コナがしてたから風太が真似してただけだったんです。
今は「ごはん」と言っても風太は知らん顔です。
カイヌシが帰ってきても風太は鳴きません。
電話が鳴ってもスルーです。
ただ「コナちゃん」と言うとハッ!とし、喜んだ動きを見せます。(可哀想だからそれ以降は呼んでません)
コナがいなくなった後の不思議な話
そして、これはただの偶然かもしれませんが
コナがいなくなった日に、複数の友人知人からラインや電話がありました。
わたしのリアル知人なら知ってると思いますが、わたしはめっちゃ連絡を取りませんw
数ヶ月〜年単位で音信不通は普通です。
そんななのに、コナがいなくなった日に集中して連絡がきたんです。
これ絶対コナがカイヌシを心配して「連絡したって〜」と虫の知らせってやつを送ったんだと思いますねw
翌日会社に出勤すると、わたしのモニターに貼ってあった紙が補強されていて「?」と思っていると
向かい側の席の同僚がこのように言うのです。
「今まで何もなかったのに、昨日はその紙がバタバタはためいてうるさかったから補強させてもらった」
その後、コナの話をしたら「カイヌシの代わりに仕事しに来てくれてたのかもね〜!」と。
コナならやりかねないな〜って思いました。
本当に賢くて可愛くて綺麗で甘えん坊で食いしん坊なオカメインコでした。
わたしの人生を大きく変えてくれたコナにありがとう。
10年前の春、わたしはブリーダーさんからコナをお迎えしました。
コナと関わったのは10年間…に見えますが、コナがわたしに影響を与えたのはもっと長い年月です。
以前わたしは汚部屋住人でした。
でもオカメインコを飼いたくて、こんまりさんの本を読んで、断捨離をし汚部屋脱出をしました。
コナを迎える前の年にブリーダーさんの見学をさせてもらったりしました。
そして当時毒親であった母から離れる決心ができたのもコナと風太がいたからだと思います。
一人暮らしで寂しいと感じる事もありませんでした。
コナと風太はわたしの人生をとても良い方向へ導いてくれました。
これは大げさではなく事実です。
わたしにとってコナは幸運の女神でした。
これからはあまり仲の良くない風太と2人暮らしです。
風太もコナロスに苦しんでいます。
風太のケアをしつつ、お互い親睦を深めていけたらいいなと思います。
長々と書いてしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございます!